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【協友アグリ】
水稲用一発処理型除草剤「サラブレッド」に新シリーズ  協友アグリ

 協友アグリは9月26日付で水稲用一発処理型除草剤「サラブレッドKAI」の農薬登録を取得した。高性能で省力性に優れているといった既存のサラブレッドシリーズのコンセプトを継承しつつ、価格を抑えた新製品で、平成25年3月に上市する予定。

 「サラブレッドKAI」の有効成分は、オキサジクロメホン、ピラクロニル、イマゾスルフロンの3成分。ノビエ、広葉・カヤツリグサ科など幅広い雑草スペクトラムを持ち、コナギ、アゼナなどSU抵抗性雑草や多年生難防除雑草にも同様の高い効果を持つ。また、安定した残効性があるため、田植同時処理に適している。
 適用地域は関東、東山、東海、近畿、中国、四国、九州。剤型は1キロ粒剤、フロアブルの2種類だが、26年にはジャンボ剤を上市する予定で開発中。今後はクログワイ、オモダカ、コウキヤガラへの登録拡大を進める予定だ。
 同社では「25年はサラブレッドKAIの試験の年」と位置付けており、展示ほ場での試験を進めるが、現場からの要望があれば試験販売も行うという。
 本剤の普及目標は、既存のサラブレッドシリーズ(サラブレッドRXフロアブル、サラブレッドフロアブル)の約3万haとあわせて、計10万haとしている。

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