農政・農協ニュース

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元気高齢者の「生きがい」づくりにつながる組合員の地域活動に助成金

−JA共済連

 JAグループは、高齢者の生活支援活動や食農教育活動など、組合員のニーズをとらえ、豊かなくらしを支援する「JAくらしの活動」を、JAと組合員・地域住民を結びつける重要な活動だと第21回JA全国大会で位置づけ、今後、活動を強化する方針だ。 JA共済連(上原寿宰理事長)でも、介護福祉士奨学金助成、身障者ホームヘルパー養成助成、在宅介護施設の建設資金助成など高齢者や身障者への福祉・支援活動を実施してきているが、高齢者の85%を占める「元気な高齢者」に目を向け、「元気な高齢者が地域で孤立し要介護者とならないよう、地域との交流がはかれ、“生きがい”づくりにつながる地域活動を継続・...

 JAグループは、高齢者の生活支援活動や食農教育活動など、組合員のニーズをとらえ、豊かなくらしを支援する「JAくらしの活動」を、JAと組合員・地域住民を結びつける重要な活動だと第21回JA全国大会で位置づけ、今後、活動を強化する方針だ。
 JA共済連(上原寿宰理事長)でも、介護福祉士奨学金助成、身障者ホームヘルパー養成助成、在宅介護施設の建設資金助成など高齢者や身障者への福祉・支援活動を実施してきているが、高齢者の85%を占める「元気な高齢者」に目を向け、「元気な高齢者が地域で孤立し要介護者とならないよう、地域との交流がはかれ、“生きがい”づくりにつながる地域活動を継続・促進する」ために、元気高齢者を対象とするJAやJA組合員(その家族も含む)組織の活動に奨励金を支給することにした。
 具体的な支給対象活動はJAなどが主体となり「高齢者が参加し、地域との交流を図ることができる継続的な地域活動」。支給対象者は前述のようにJAまたはその組合員組織。奨励金の支給額は1組織5万円となっている。
 これは20年度からJA共済連の全県で実施されるが、詳細については現在検討を進めており、今月中には明らかにされる予定だ。

(2008.03.11)