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中国新聞の企画記事に農業ジャーナリスト賞

 −農政ジャーナリストの会
(5/12)

 農政ジャーナリストの会は5月12日、農林水産業や食料問題、農山漁村問題などに関する優れた報道で功績を挙げたものを表彰する農業ジャーナリスト賞の受賞作に中国新聞社(広島)の連載ルポ「ムラは問う」を選んだ。また特別賞にはテレビ静岡の「章姫〜父が残したイチゴ」、日本農業新聞の「田園立国」の2作品を選んだ。  「ムラは問う」は「農」の縮小と集落の限界状況が極まろうとしている中国地方の農山村の現状を克明に報告、またアジアのムラもルポした。企画力と取材力、問題提起の視点などが高く評価された。   「章姫…」は静岡を代表するイチゴの品種を開発した農家のドキュメント。視聴...

 農政ジャーナリストの会は5月12日、農林水産業や食料問題、農山漁村問題などに関する優れた報道で功績を挙げたものを表彰する農業ジャーナリスト賞の受賞作に中国新聞社(広島)の連載ルポ「ムラは問う」を選んだ。また特別賞にはテレビ静岡の「章姫〜父が残したイチゴ」、日本農業新聞の「田園立国」の2作品を選んだ。
 「ムラは問う」は「農」の縮小と集落の限界状況が極まろうとしている中国地方の農山村の現状を克明に報告、またアジアのムラもルポした。企画力と取材力、問題提起の視点などが高く評価された。
  「章姫…」は静岡を代表するイチゴの品種を開発した農家のドキュメント。視聴者が農業に関心を持つきっかけを作った。
 「田園…」は都市と地方の格差、疲弊する農村の現況を追いながら「農のある…国づくり」を訴えた。市場原理や経済の物差しでは計れない「農の恵み」に光を当てた。
 同賞は今回が23回目。応募12点の中から選考委員会(委員長代理=小田切徳美明治大学教授)が選んだ。 表彰は6月2日開く農政ジャーナリストの会の総会席上で行う。

(2008.05.14)