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現物弁済米5月の落札数量最多に

−米穀機構 (5/22)

 (社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)が所有する現物弁済米の5月の2回目の入札が5月22日に行われ、応札した全量の97.2tが落札された。8日の第1回分と合計した5月の落札数量は205.2tとなり、4月の実績172.8tの約2割増で、月当たりでは販売開始後最多となった。  フィリピンからの要請を受けて、農水省が現物弁済米の民間ベースによる輸出について、関係者らと交渉しているとされるなかでの入札だったが、落札数量が4月以降増えているのは、値上がりしている小麦粉代替や、米粉パンの人気上昇によるものとの見方が一般的だ。...

 (社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)が所有する現物弁済米の5月の2回目の入札が5月22日に行われ、応札した全量の97.2tが落札された。8日の第1回分と合計した5月の落札数量は205.2tとなり、4月の実績172.8tの約2割増で、月当たりでは販売開始後最多となった。
 フィリピンからの要請を受けて、農水省が現物弁済米の民間ベースによる輸出について、関係者らと交渉しているとされるなかでの入札だったが、落札数量が4月以降増えているのは、値上がりしている小麦粉代替や、米粉パンの人気上昇によるものとの見方が一般的だ。

(2008.05.23)