農政・農協ニュース

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家庭用バター10%増産

−大手4社が品薄感の解消図る

 店頭でのバターの品薄感を解消するため大手乳業4社は5月に家庭用を230t増産し、中旬から市場に出回り始めたが、まだ品薄感が払拭されないため6月以後も3ヵ月間増産を続けることとし、(社)日本乳業協会は6月4日、その数字を明らかにした。家庭用と業務用を合わせ、冷蔵バターの増産量は3ヵ月間の総計で約950tとなる。  家庭用は▽6月200t▽7月100t▽8月80tの計380t増産となるが、これは昨年6〜8月の販売量の約10%に当たる。  業務用は各月とも200t前後で計570tの増産。これは昨年同期間の販売量の約7%にあたる。  乳製品は世界的に需給がひっ迫し...

 店頭でのバターの品薄感を解消するため大手乳業4社は5月に家庭用を230t増産し、中旬から市場に出回り始めたが、まだ品薄感が払拭されないため6月以後も3ヵ月間増産を続けることとし、(社)日本乳業協会は6月4日、その数字を明らかにした。家庭用と業務用を合わせ、冷蔵バターの増産量は3ヵ月間の総計で約950tとなる。
 家庭用は6月200t7月100t8月80tの計380t増産となるが、これは昨年6〜8月の販売量の約10%に当たる。
 業務用は各月とも200t前後で計570tの増産。これは昨年同期間の販売量の約7%にあたる。
 乳製品は世界的に需給がひっ迫し、国産品の需要が増えて品薄を招いたため農水省は先に増産を要請。これを受けて明治乳業、森永乳業、雪印乳業、よつば乳業の4社は協調して5月に増産を実施したが、それでも品薄感が続いていた。
 このため乳業協会の淺野茂太郎会長(明治乳業社長)は「牛乳の日」の6月1日に6月以降も増産するとの方針を表明。4日には数字を明らかにした。
 総務省の4月の家計調査によると世帯当たりのバター購入量は前年同月比で17%増となっている。

(2008.06.05)