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介助犬を主人公に新作テレビCM 実際に活躍している介助犬とユーザーが出演

−JA共済連

JA共済連(上原寿宰理事長)は、日本ではまだ認知度の低い介助犬に対する社会的な理解を促進し、その育成支援の輪を広げていくことを目的に、介助犬の活躍を紹介するテレビCMを2本制作し放映してきた。 このほどさらなる理解促進をはかるために、実際に兵庫県で介助活動をしている介助犬・ヴァニラとユーザーの木村まどかさんが出演する新たなCMを制作し、7月20日から全国で放映する。 木村さんは大学3年生のときに交通事故で頚椎を損傷し、約2年間の入院を経て現在車椅子生活をおくっている。退院後、指も動かずに転倒に怯える日々で、他人の世話になるばかりの生活に希望を失いかけていたとき、ヴァニラと出会い希望をもつこと...

JA共済連(上原寿宰理事長)は、日本ではまだ認知度の低い介助犬に対する社会的な理解を促進し、その育成支援の輪を広げていくことを目的に、介助犬の活躍を紹介するテレビCMを2本制作し放映してきた。
このほどさらなる理解促進をはかるために、実際に兵庫県で介助活動をしている介助犬・ヴァニラとユーザーの木村まどかさんが出演する新たなCMを制作し、7月20日から全国で放映する。
木村さんは大学3年生のときに交通事故で頚椎を損傷し、約2年間の入院を経て現在車椅子生活をおくっている。退院後、指も動かずに転倒に怯える日々で、他人の世話になるばかりの生活に希望を失いかけていたとき、ヴァニラと出会い希望をもつことができたという。
ヴァニラと出会ったおかげで、大学に復学し卒業することができ、車の免許も取得できた。ヴァニラは木村さんにとってかけがえのない人生のパートナーだといえる。「介助犬がそばにいてくれる。それだけで勇気づけられるんです」と木村さんは語る。
CMは、そんな木村さんとヴァニラの買い物風景。そして木村さんと同様、介助犬と暮らす人たちのスナップ写真が紹介されるが、どの写真もパートナーである介助犬との深い絆を感じさせる心温かい内容となっている。

(2008.07.16)