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外食産業の売上げ上期は前年上回る

 今年上期(1〜6月)の外食産業の売上げは前年同期に比べ0.9%増加したと日本フードサービス協会が7月25日発表した。特に前半が好調だった。  1月は寒い日が多かったが、客数が減らず、客単価も上昇。2月はうるう年で営業日が1日多く、3月と5月は休日が1日多かったなどの影響があった。  業態別の売上げでは喫茶が3.7%増加、ファストフードが3%弱の増加。ディナーレストランが微増。他業態は微減だった。  店舗数は全体で微増したが、特にファストフードのめん類で増加が目立つ。  既存店ベースの売上げは全業態で前年同期を1.2%下回った。客数は落ちたが、客...

 今年上期(1〜6月)の外食産業の売上げは前年同期に比べ0.9%増加したと日本フードサービス協会が7月25日発表した。特に前半が好調だった。
 1月は寒い日が多かったが、客数が減らず、客単価も上昇。2月はうるう年で営業日が1日多く、3月と5月は休日が1日多かったなどの影響があった。
 業態別の売上げでは喫茶が3.7%増加、ファストフードが3%弱の増加。ディナーレストランが微増。他業態は微減だった。
 店舗数は全体で微増したが、特にファストフードのめん類で増加が目立つ。
 既存店ベースの売上げは全業態で前年同期を1.2%下回った。客数は落ちたが、客単価は微増した。

◆6月は前年比マイナス

 6月の売上げは前年同期比0.8%のマイナスになったと発表した。梅雨入りが前年より早まったことが影響したという。また経済動向や食品などの値上げ報道による消費者の節約志向も客数減少の要因と見た。
 業態別ではファストフードが全店ベースでも既存店ベースでも客数アップで売上げを前年より増やした。特にめん類が店舗数増加もあって11%強も伸びた。
 パブ・居酒屋の業態は特にパブ・ビアホールの減少も客数減少の要因という。
 喫茶は客単価の上昇と店舗の増加で前年より増加。 この外食産業市場動向調査は(社)日本フードサービス協会加盟会員社を対象にしたもの。

(2008.07.31)