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野菜、価格低下で消費拡大活動すすめる

−野菜需給協議会 (7/30)

 野菜需給協議会(事務局・独立行政法人農畜産業振興機構)は7月30日に幹事会を開き、直近の野菜の需要や価格動向を分析した。東北、北海道などの主力産地の生産・出荷が順調なのに対し、気温の上昇が続き消費が停滞しているため、特にダイコン、ハクサイ、レタスの卸売価格が下がっている。  生産者団体からは、計画生産や出荷調整を行っているが、このような価格では一部の品目では出荷するほど赤字になるものが出てきており、近々市場隔離に踏み切らざるを得ない状況になっていることが報告されたという。  幹事会では、野菜需給協議会会員は、それぞれの特色を活かして野菜の需給動向や機能のPRなど、消...

 野菜需給協議会(事務局・独立行政法人農畜産業振興機構)は7月30日に幹事会を開き、直近の野菜の需要や価格動向を分析した。東北、北海道などの主力産地の生産・出荷が順調なのに対し、気温の上昇が続き消費が停滞しているため、特にダイコン、ハクサイ、レタスの卸売価格が下がっている。
 生産者団体からは、計画生産や出荷調整を行っているが、このような価格では一部の品目では出荷するほど赤字になるものが出てきており、近々市場隔離に踏み切らざるを得ない状況になっていることが報告されたという。
 幹事会では、野菜需給協議会会員は、それぞれの特色を活かして野菜の需給動向や機能のPRなど、消費拡大をすすめることを申し合わせた。

(2008.07.31)