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米国産輸入牛肉に衛生証明書記載外の肉混載判明

−厚労、農水省
(8/8)

 米国から日本に輸入された牛肉(肩肉)に、米国農務省発行の衛生証明書に記載のないひき肉が含まれていたことがわかり、厚労、農水両省は8月8日、当該施設から出荷された他の貨物をいったん保留した。また、当該施設からの輸入手続きを一次停止し、在京米国大使館に調査の実施を要請した。  混載がわかったのは、ジャパンフード(株)がカーギル社ドッジシティ工場(カンサス州)から今年7月24日に輸入し、国内食肉加工業者に販売した冷凍牛肉(肩肉等)298箱(3.8t)。この中の1箱に衛生証明書に記載のないひき肉が1本混載されていることが8月7日夜、輸入業者からの報告でわかったもの。輸入業者には、それ以外...

 米国から日本に輸入された牛肉(肩肉)に、米国農務省発行の衛生証明書に記載のないひき肉が含まれていたことがわかり、厚労、農水両省は8月8日、当該施設から出荷された他の貨物をいったん保留した。また、当該施設からの輸入手続きを一次停止し、在京米国大使館に調査の実施を要請した。
 混載がわかったのは、ジャパンフード(株)がカーギル社ドッジシティ工場(カンサス州)から今年7月24日に輸入し、国内食肉加工業者に販売した冷凍牛肉(肩肉等)298箱(3.8t)。この中の1箱に衛生証明書に記載のないひき肉が1本混載されていることが8月7日夜、輸入業者からの報告でわかったもの。輸入業者には、それ以外に問題のある貨物が確認されたという販売先からの連絡は、8日時点ではないという。
 厚労、農水省は引き続き輸入停止措置を実施し、米国政府による詳細な調査結果の報告を受け、対応を検討するとしている。

(2008.08.11)