農政・農協ニュース

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不良債権着実に減少

−農協系統金融機関

    平成19年度末の農協系統金融機関のリスク管理債権(不良債権)は1兆3020億円で前年度に比べ2400億円減少。比率にして0.4ポイント減の3.4%になったと農水省が9月10日発表した。機関別の不良債権比率は農林中金1.9%(前年度比0.3ポイント減)、信連2.2%(0.3ポイント減)、農協4.4%(0.7ポイント減)となっている。    不良債権比率は全国銀行が2.5%(0.2ポイント減)、信金・信組(0.1ポイント減)が6.9%となっており、農協系統の処理は着実に進んでいる。 債権別に見ると農協(848機...

    平成19年度末の農協系統金融機関のリスク管理債権(不良債権)は1兆3020億円で前年度に比べ2400億円減少。比率にして0.4ポイント減の3.4%になったと農水省が9月10日発表した。機関別の不良債権比率は農林中金1.9%(前年度比0.3ポイント減)、信連2.2%(0.3ポイント減)、農協4.4%(0.7ポイント減)となっている。
    不良債権比率は全国銀行が2.5%(0.2ポイント減)、信金・信組(0.1ポイント減)が6.9%となっており、農協系統の処理は着実に進んでいる。 債権別に見ると農協(848機関)は破たん先債権が490億円、延滞債権が8100億円、3ヵ月以上延滞債権が310億円、貸出条件緩和債権が810億円で合計9700億円。
    系統全体の貸倒引当金は6550億円で830億円の減少となった。

(2008.09.19)