農協観光(株)はＪＡグループの地産地消推進の一環として、地場産と国産食材にこだわった宿泊プラン「地産地消・持参地消こだわりの宿」を10月１日から全国で発売開始した。地場産と国産食材にこだわる宿泊プランは業界初の試みだ。
    平成18年の第24回ＪＡ全国大会で地産地消の推進が決議されたのをうけて、農協観光では20年初めから、地場産料理を食べて直売所で食材を購入できる一般向けの「ＪＡ地産地消ツアー」と、自ら生産した農畜産物をプロの料理人に調理してもらい楽しむことのできる生産者向けの「ＪＡ持参地消ツアー」を販売し、好評を得ていた。「こだわりの宿」プランは、２つの企画をさらに発展させた企画だ。
    北は稚内から南は沖縄まで全国173の施設が参加し、地場産や自ら生産した農畜産物の料理を味わえる。農協観光では21年９月30日まで１年間で５万人、約６億円の取扱高を目指している。
    問い合わせは全国の農協観光の支店やＪＡ旅行センター、またはホームページ（http://www.ntour.jp/）で。