農政・農協ニュース

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飼料用米を給餌した鶏卵「こめたまご」の販売実験を11月から開始

−生協連合会コープネット事業連合

    生協連合会のコープネット事業連合は、飼料用米を給餌した豚肉など、食料自給率向上に向けた取り組みを進めているが、新たに国産飼料用米を配合した飼料で飼育した鶏の卵「こめたまご」の販売実験を11月3日から開始する。    実験対象は、さいたまコープ24店舗、コープとうきょう27店舗、ちばコープ8店舗の合計59店舗。実験期間は来年2月までの4か月間を予定している。    飼料用米を給餌した鶏卵は、黄身の色が薄くなるという特徴があるが、違和感を与えない配合割合を研究した結果、...

    生協連合会のコープネット事業連合は、飼料用米を給餌した豚肉など、食料自給率向上に向けた取り組みを進めているが、新たに国産飼料用米を配合した飼料で飼育した鶏の卵「こめたまご」の販売実験を11月3日から開始する。
    実験対象は、さいたまコープ24店舗、コープとうきょう27店舗、ちばコープ8店舗の合計59店舗。実験期間は来年2月までの4か月間を予定している。
    飼料用米を給餌した鶏卵は、黄身の色が薄くなるという特徴があるが、違和感を与えない配合割合を研究した結果、飼料米の配合率を飼料全体の20%とすることにしたという。通常は飼料全体の60%をトウモロコシが占めているがその3分の1を飼料米で代替することになる。

(2008.10.31)