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JA全農みやぎの松永氏など6名が受賞

−農業技術功労者表彰
(11/14)

    (財)農業技術協会は11月14日、農業技術の発展と普及に貢献した研究者を表彰する「第64回農業技術功労者表彰式」を学士会館(東京都千代田区)で開いた。    農水省の竹谷廣之生産局長は「農業技術の発展は根本的に農業の現状を変えていく力がある。これからも実証と研究を進め、さらなる発展と普及に尽力してほしい」とあいさつ。バレイショの育種技術で受賞した長崎県農業大学校講師の小村國則氏が受賞者6人を代表して、「研究成果が少しでも地域に還元できたのがうれしい。後輩の研究者たちの活躍を祈っている」と感謝を述べた。&n...

第64回農業技術功労者表彰式
    (財)農業技術協会は11月14日、農業技術の発展と普及に貢献した研究者を表彰する「第64回農業技術功労者表彰式」を学士会館(東京都千代田区)で開いた。
    農水省の竹谷廣之生産局長は「農業技術の発展は根本的に農業の現状を変えていく力がある。これからも実証と研究を進め、さらなる発展と普及に尽力してほしい」とあいさつ。バレイショの育種技術で受賞した長崎県農業大学校講師の小村國則氏が受賞者6人を代表して、「研究成果が少しでも地域に還元できたのがうれしい。後輩の研究者たちの活躍を祈っている」と感謝を述べた。
    
「ひとめぼれ」を育成したJA全農みやぎの松永和久氏
「ひとめぼれ」を育成したJA全農みやぎの松永和久氏
    JA全農みやぎ米穀部生産企画グループ技術主管の松永和久氏は、「ひとめぼれ」などの耐冷性水稲品種の育成で受賞。中国雲南省で標高2140mの高地でも育つ品種を育成し、平成5年の大冷害でも被害を最小限におさえた。「失敗しても役に立つことはいっぱいある。私も7年間失敗続きだったこともあるが、何故失敗したのかを考えて、成功をつかんでほしい」と、若い研究者にエールを送った。(関連記事)

(2008.11.17)