農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

ミニマム・アクセス米、輸入中止を

−生活クラブ生協

 生活クラブ生協連合会理事会は11月13日、石破農相に「事故米に関する要請書」を提出した。  農水省は事故米問題を契機に業務・組織の見直しを行うこととしているが、要請書では「食品を扱う、国民の命を預かる立場にある農水省の『危機管理意識の欠如』は目に余る」と強調し、意識改革とそれを継続させる仕組みづくりを含めた抜本的な改革を行うことを求めている。  また、食品の安全・安心は、生産者の情報公開と消費者とのコミュニケーションによる信頼関係づくりによって確認できるものであり、これは国内の産地をおもな提携先としていることが大きな要素だと指摘。一方、農産物が輸入の場合はこうした実践...

 生活クラブ生協連合会理事会は11月13日、石破農相に「事故米に関する要請書」を提出した。
 農水省は事故米問題を契機に業務・組織の見直しを行うこととしているが、要請書では「食品を扱う、国民の命を預かる立場にある農水省の『危機管理意識の欠如』は目に余る」と強調し、意識改革とそれを継続させる仕組みづくりを含めた抜本的な改革を行うことを求めている。
 また、食品の安全・安心は、生産者の情報公開と消費者とのコミュニケーションによる信頼関係づくりによって確認できるものであり、これは国内の産地をおもな提携先としていることが大きな要素だと指摘。一方、農産物が輸入の場合はこうした実践ができず安全・安心の確保が困難であることは「冷凍餃子やメラミン汚染ミルク問題などで明らかになった」として、「不正流通のリスクをともなうミニマム・アクセス(MA)米の輸入は中止すべきと考える」とMA米の扱いの基本的な見直しを要請した。
 そのほか事故米問題の背景には食料自給率の低さがあるとして、国内自給力の向上に向けて現在の方針をさらに強化することも求めた。

(2008.11.18)