農政・農協ニュース

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WTO農業交渉反対で9日に全国集会とデモ行進

−JAグループ

    JAグループは、急速に進み大詰めを迎えようとしているWTO農業交渉で、わが国の主張が実現されるよう組織をあげた運動展開に向け、12月5日には全国6か所で大規模な集会を行う。さらに8日〜9日では都内を含む6か所で集会やデモ行進なども行う予定だ。    JA長野中央会は5日13時30分から、松本市の松本城公園で「農業危機突破・WTO農業交渉対策長野県代表者緊急集会」を開く。農業者の意思結集をはかり、一般消費者や県民の理解を得ながら要求実現に向けた運動とする。集まるのは県内JAの生産者代表、県選出国会議員、県知...

    JAグループは、急速に進み大詰めを迎えようとしているWTO農業交渉で、わが国の主張が実現されるよう組織をあげた運動展開に向け、12月5日には全国6か所で大規模な集会を行う。さらに8日〜9日では都内を含む6か所で集会やデモ行進なども行う予定だ。
    JA長野中央会は5日13時30分から、松本市の松本城公園で「農業危機突破・WTO農業交渉対策長野県代表者緊急集会」を開く。農業者の意思結集をはかり、一般消費者や県民の理解を得ながら要求実現に向けた運動とする。集まるのは県内JAの生産者代表、県選出国会議員、県知事、県生協連など500人。集会後には松本城から花時計公園までデモ行進し、街頭宣伝活動を行う。
    そのほか、5日に集会やデモ活動を行うJA中央会は次の通り。
岩手県・盛岡市産業会館
福島県・JA福島ビル
新潟県・新潟市JAビル
島根県・松江市ホテル白鳥
宮崎県・JA AZMホール

◆8日には銀座をトラクターでパレード

    都内では8日13時半から、JA全青協が東京駅から新橋駅周辺でトラクター10台を繰り出すパレードを行い、消費者にWTO農業交渉の持つ意味などをアピールする。また北海道と東北地区のJA中央会も、東京のグランドプリンスホテル赤坂で、岡山県は岡山市ピュアリティで緊急集会を開く。
    翌9日には、JAグループの代表者など3000人が日比谷野外音楽堂で集会を開く。集会後には中央省庁、官邸、国会などにむかってデモ行進を行う予定だ。また茨城県と静岡県は県選出国会議員への要請集会を行うため、衆議院第二議員会館などに集まる。

    11月15日の金融サミットや11月23日のAPEC閣僚会議でWTO農業交渉の「モダリティ年内合意に向けて努力する」意思が確認されたことから、12月の閣僚会合開催に向けて交渉が加速化する見通しとなった。
    しかし、交渉のたたき台となる議長改定案は、重要品目数や輸入枠の拡大などで日本にとって非常に厳しい内容となっている。この方向で交渉が進めば日本農業が大きな打撃を受けるのは必至として、交渉に臨む日本政府はこれまで通り食料輸入国としての主張を堅持し、世界の農業が共存できる公平・公正な貿易ルールを実現するように求める。

(2008.12.04)