農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

第10回全国果樹技術・経営コンクール受賞者決まる

-JA全中など主催(1/23)

 果樹農業の発展や果樹農家の経営改善に役立てようと、果樹関係5団体(JA全中、JA全農、日本園芸農業協同組合連合会=日園連、全国果樹研究連合会、(財)中央果実生産出荷安定基金協会=中央果実基金)は「全国果樹技術・経営コンクール」を平成11年度から実施している。コンクール実行委員会(委員長:吉國隆中央果実基金理事長)は1月23日、第10回目となる20年度の受賞者20点を公表した。受賞者はいずれも生産技術、経営方式がともに優れ、他の模範となる果樹農業者と集団。  表彰式は2月27日午前11時30分からゆうぽうと(東京都品川区)で開く。 受賞者は次の通り。 【...

 果樹農業の発展や果樹農家の経営改善に役立てようと、果樹関係5団体(JA全中、JA全農、日本園芸農業協同組合連合会=日園連、全国果樹研究連合会、(財)中央果実生産出荷安定基金協会=中央果実基金)は「全国果樹技術・経営コンクール」を平成11年度から実施している。コンクール実行委員会(委員長:吉國隆中央果実基金理事長)は1月23日、第10回目となる20年度の受賞者20点を公表した。受賞者はいずれも生産技術、経営方式がともに優れ、他の模範となる果樹農業者と集団。
 表彰式は2月27日午前11時30分からゆうぽうと(東京都品川区)で開く。

受賞者は次の通り。
【農水大臣賞】
▽印貢大起・愛知県豊橋市(カキ)=経営面積1.9haで、露地カキ1.5ha、施設カキ0.4haを組み合わせたカキの大型専作経営。8月から11月までの長期出荷体制を実現。
▽山岡建夫・愛媛県松山市(カンキツ)=3.1haのカンキツ専作経営。「宮内伊予柑」2.2haを中心に、施設栽培0.3haを含む多品種の中晩柑を栽培。
▽横山一徳・宮崎県宮崎市(マンゴー)=0.5haのマンゴー施設栽培。完熟マンゴー「太陽のタマゴ」で高収益をあげる。
▽當銘敏秀・沖縄県石垣市(パインアップル)=生食用パインアップル6.0haが主体の果樹専業農家。
【農水省生産局長賞】
▽フルーツ山梨農業協同組合大藤支所生産部もも部会(代表者廣瀬正治)・山梨県甲府市(モモ)
▽対米輸出ミカン管理組合(代表者松葉幹雄)・静岡県藤枝市(カンキツ)
▽浦西康全・奈良県五條市(カキ、ウメ)
▽永野正氣・福岡県みやま市(カンキツ)
▽福田英樹・長崎県西海市(カンキツ)
▽本渡五和農協果樹部会柑橘部施設デコポン会(代表者倉田喜一)・熊本県天草市(カンキツ)
【JA全中会長賞】
▽横瀬公夫・山梨県笛吹市(モモ)
▽米澤誠一・鳥取県西伯郡大山町(ナシ)
▽JA全農経営管理委員会会長賞
▽(有)菅原ぶどう園(代表者菅原榮一)・岩手県花巻市(ブドウ)
▽太田直幸・香川県小豆郡土庄町(カンキツ)
【日園連会長賞】
▽朝日町果樹組合連絡会議(代表者菅井勝英)・山形県西村山郡朝日町(リンゴ)
▽JAグリーン日高ゆら選果場(代表者数見正行)・和歌山県日高郡由良町(カンキツ)
【全国果樹研究連合会会長賞】
▽今堀肇・大阪府交野市(ブドウ)
▽中央果実基金理事長賞
(有)仲野農園(代表者仲野満)・北海道夕張郡長沼町(リンゴ、オウトウ等)
▽岩木山りんご生産出荷組合(代表者藤田光男)・青森県弘前市(リンゴ)
▽農事組合法人神峯園(代表者横本正樹)・広島県豊田郡大崎上島町(ブルーベリー)

(2009.01.27)