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河野良雄氏が新理事長に就任へ

−農林中央金庫

会見にのぞむ上野博史理事長(左)と河野良雄副理事長 農林中央金庫は2月20日に経営管理委員会を開き、上野博史理事長が3月31日に退任し、後任に副理事長の河野良雄氏を選任することを決めたと、午後4時からの記者会見で発表した。 河野氏は4月1日付けで就任し、空席となる副理事長職は6月の総代会まで空席となる。 上野氏は「今回、多大な増資にご負担、ご迷惑をかけた。当期は赤字のリスクもあるなか資本増強のめどがつき安定的な運営も見通せるこの時期がけじめをつける時期と判断した。 河野新理事長は、見識とリーダーシップがあり、厳しい局面を乗り越えられる資質を十二分に備えている。安心して後事を託せる」と述べた。...

会見にのぞむ上野博史理事長(左)と河野良雄副理事長
会見にのぞむ上野博史理事長(左)と河野良雄副理事長

農林中央金庫は2月20日に経営管理委員会を開き、上野博史理事長が3月31日に退任し、後任に副理事長の河野良雄氏を選任することを決めたと、午後4時からの記者会見で発表した。 河野氏は4月1日付けで就任し、空席となる副理事長職は6月の総代会まで空席となる。
上野氏は「今回、多大な増資にご負担、ご迷惑をかけた。当期は赤字のリスクもあるなか資本増強のめどがつき安定的な運営も見通せるこの時期がけじめをつける時期と判断した。
河野新理事長は、見識とリーダーシップがあり、厳しい局面を乗り越えられる資質を十二分に備えている。安心して後事を託せる」と述べた。
河野氏は「厳しい環境の中、スピード感を持ったかじ取りが必要。重責に身が引き締まる思い。役職員で危機感を共有し、より慎重な投融資スタイルをめざし、会員への収益還元に最大限注力していきたい。また農林水産業強化に一丸となってとりく」と述べた。

【新理事長略歴】
河野良雄(こうの・よしお)、昭和23年11月生まれ。同47年京大農学部卒。同年農林中央金庫入庫、平成3年宮崎支店長、同8年総務部広報室長、同12年総合企画部長、同13年常務理事、同16年専務理事、同19年代表理事副理事長兼経営管理委員。

(2009.02.20)