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輸入麦価格1万円超の値下げ 現行ルールでは初

−21年度4月期価格改定 (2/24)

政府は2月24日、平成21年4月期(4〜9月)の輸入麦の政府売渡価格を発表した。 今期の売渡価格は5銘柄平均で6万4750円。20年10月期に比べて1万1280円、約15%の引き下げとなった。現行の価格変動ルールが開始された19年4月以来、初の値下げとなる。 輸入麦の政府売渡価格は、年2回(4月、10月)改定する。価格は改定月の3ヶ月前からさかのぼって8ヶ月分の平均値だ。 国際相場の変動により迅速に対応するため、SBS方式の拡大なども含めた売渡ルールの改定をしようと昨年11月末に検討会を設置。飲食店や製粉業者などの意見を聞きながら、1月末までに計7回の検討会を開いたが、さらなる意見交換が必要だ...

政府は2月24日、平成21年4月期(4〜9月)の輸入麦の政府売渡価格を発表した。
今期の売渡価格は5銘柄平均で6万4750円。20年10月期に比べて1万1280円、約15%の引き下げとなった。現行の価格変動ルールが開始された19年4月以来、初の値下げとなる。
輸入麦の政府売渡価格は、年2回(4月、10月)改定する。価格は改定月の3ヶ月前からさかのぼって8ヶ月分の平均値だ。
国際相場の変動により迅速に対応するため、SBS方式の拡大なども含めた売渡ルールの改定をしようと昨年11月末に検討会を設置。飲食店や製粉業者などの意見を聞きながら、1月末までに計7回の検討会を開いたが、さらなる意見交換が必要だとの見地から、今期の改定は現行ルールで行われることになった。検討会では、夏ごろまでには結論を出し、次期(10月期)改定までにはルールを変更する予定。 (関連記事

(2009.02.25)