農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

飼料用米を給餌して育てた豚「お米そだちのみのりぶた」の販売を開始 自給率向上と「食」の未来へ貢献 -コープネット事業連合

-コープネット(4/13)

 生協のコープネット事業連合は、4月13日から飼料用米を給餌し育てた豚「お米そだちのみのりぶた」の販売を開始した。 この豚肉は、コープネット事業連合がJAいわて花巻、JA全農岩手県本部など6団体・企業と共同で取り組んでいる飼料用米給与による産直産地豚肉生産事業によるもの。昨年5月に協定を締結し、飼料米の栽培からスタート、秋に収穫した飼料用米を10%エサに混ぜ豚に給餌し、年間7500頭を生産することを予定している。 販売のスタイルは「コープデリ宅配」で、当面、店頭での販売はない。価格面では、通常の産直豚肉より100gあたり約20円高い価格での販売となる。具体的には、▽お米そだちみのりぶたロース...

お米そだちのみのりぶた

 生協のコープネット事業連合は、4月13日から飼料用米を給餌し育てた豚「お米そだちのみのりぶた」の販売を開始した。
 この豚肉は、コープネット事業連合がJAいわて花巻、JA全農岩手県本部など6団体・企業と共同で取り組んでいる飼料用米給与による産直産地豚肉生産事業によるもの。昨年5月に協定を締結し、飼料米の栽培からスタート、秋に収穫した飼料用米を10%エサに混ぜ豚に給餌し、年間7500頭を生産することを予定している。
 販売のスタイルは「コープデリ宅配」で、当面、店頭での販売はない。価格面では、通常の産直豚肉より100gあたり約20円高い価格での販売となる。具体的には、お米そだちみのりぶたロース生姜焼用180g480円(100g当たり267円)同モモうすぎり200g380円(同190円)小間切250g380円(同152円)となっている。
 また、長野県では、コープながのが長野県農場直販(株)、JA北信州みゆき、JAあずみなど5者の共同事業により生産された飼料米を給与した豚肉の販売を開始する。長野県の肥育頭数は約2000頭、仕入頭数は約1750頭、必要飼料米約34トンの規模。
 「お米そだちみのりぶた」の名称は生協組合員の公募で決めたものだ。販売に先立ち生協組合員による試食を行ったが「ふだんは脂身は残すが、この脂身は美味しいので、子どもも喜んで食べました」「とても柔らかく臭みもなく美味しかった」と好評だったという。また「食料問題はコープや国にとって根源的な問題だと思うので、非常に意義のある取り組みだと思う」という意見も寄せられているという。
 コープネットでは、引き続き茨城県、群馬県、千葉県でも飼料米による産直豚肉事業を行い来年から供給を開始することにしている。そしてこの事業を通じて、国産飼料活用による自給率向上へ貢献し、休耕田の有効活用による田んぼの保全、日本の農業・畜産業の振興と「食」の未来に貢献していきたいと考えているという。

(2009.04.13)