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豚インフルで農水省にも対策本部

 世界的な広がりをみせつつある豚インフルエンザだが、WHOが危険性を6段階中のフェーズ「4」に引き上げたことをうけて、4月28日農水省も対策本部を設置した。 「農林水産省新型インフルエンザ対策本部」は石破茂農水相を本部長、副大臣を本部長代理、事務次官、各局長、各庁長官を構成員とする。事務局は大臣官房食料安全保障課になる。フェーズが改善されたときには、対策本部を廃止する。 豚肉の輸入や食べたときの危険性などについて井出事務次官は、27日の会見で「輸入の停止は考えていない。普通に豚肉を食べても危険性はなく、消費者は正しい認識をもってもらいたい」と述べ、外食産業や量販店も冷静な対応をしてほしいとし...

 世界的な広がりをみせつつある豚インフルエンザだが、WHOが危険性を6段階中のフェーズ「4」に引き上げたことをうけて、4月28日農水省も対策本部を設置した。
 「農林水産省新型インフルエンザ対策本部」は石破茂農水相を本部長、副大臣を本部長代理、事務次官、各局長、各庁長官を構成員とする。事務局は大臣官房食料安全保障課になる。フェーズが改善されたときには、対策本部を廃止する。
 豚肉の輸入や食べたときの危険性などについて井出事務次官は、27日の会見で「輸入の停止は考えていない。普通に豚肉を食べても危険性はなく、消費者は正しい認識をもってもらいたい」と述べ、外食産業や量販店も冷静な対応をしてほしいとした。今後の対策については「基本的には昨年12月に定めた鳥インフルエンザ対策の仕組みが使える」とした。

(2009.04.28)