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社会福祉法人の参加も

‐植物工場 三菱総研が研究会

  三菱総研は植物工場への新規参入企業を支援する「植物工場研究会」を設立し、参加企業を募集している。  4月24日には企画発表会が開かれ、植物工場に関心を寄せる企業関係者ら約100名が集まった。  同研究会の目的は▽参加企業への情報提供、▽拡大に向けたネットワーク作り、▽国や地域に向けた課題の提言。参加企業には年4回開く研究会で、先進事業の事例紹介や運営方法、有望マーケットなどの研究成果の情報を提供する。  植物工場への試みが初めて行われたのは1985年。その後も、カゴメをはじめキューピー、セコム、オリンパスなどの大手企業が参入した。  最近で...

  三菱総研は植物工場への新規参入企業を支援する「植物工場研究会」を設立し、参加企業を募集している。
  4月24日には企画発表会が開かれ、植物工場に関心を寄せる企業関係者ら約100名が集まった。
  同研究会の目的は参加企業への情報提供、拡大に向けたネットワーク作り、国や地域に向けた課題の提言。参加企業には年4回開く研究会で、先進事業の事例紹介や運営方法、有望マーケットなどの研究成果の情報を提供する。
  植物工場への試みが初めて行われたのは1985年。その後も、カゴメをはじめキューピー、セコム、オリンパスなどの大手企業が参入した。
  最近では社会福祉につながっている事例も24日の発表会で紹介された。北海道・岩見沢市では、社会福祉法人「クピド・フェア」が障害者3名、一般パート 4名で工場の運営をしている。軽作業が中心のため障害者でも作業ができる。また高度に衛生管理されているメリットを生かし、学校給食で生野菜のまま利用が できるなどの成果もあげている。
  参加申し込みの締め切りは5月20日。参加期間は5月〜9月で1社1口40万円。
  問い合わせは植物工場研究所事務局(03-3277-0718)まで。

(2009.05.08)