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飼料米を給餌した鶏卵好調に販売開始 -コープネット

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 生協のコープネット事業連合では、国産の米を10%配合した飼料で育て、卵殻がピンク色の鶏卵「稲穂のみのりたまご」を加盟4生協(栃木、千葉、埼玉、東京)の101店舗と3生協(東京、埼玉、千葉)の宅配サービスで5月初旬から販売を開始した。 この鶏卵は岩手ファーム(岩手県盛岡市)が生産し、JA全農たまごを通してコープネットに供給される。飼料生産は北日本くみあい飼料。販売価格は10個入りで当面は208円。年間140万パックを計画。 鶏卵は7万羽の鶏から採卵されるが、国産米を10%配合することで、年間約250tの輸入トウモロコシの置き換えが実現し、食料自給率向上に貢献する。 販売開始後の状況について担...

稲穂のみのりたまご

 生協のコープネット事業連合では、国産の米を10%配合した飼料で育て、卵殻がピンク色の鶏卵「稲穂のみのりたまご」を加盟4生協(栃木、千葉、埼玉、東京)の101店舗と3生協(東京、埼玉、千葉)の宅配サービスで5月初旬から販売を開始した。
 この鶏卵は岩手ファーム(岩手県盛岡市)が生産し、JA全農たまごを通してコープネットに供給される。飼料生産は北日本くみあい飼料。販売価格は10個入りで当面は208円。年間140万パックを計画。
 鶏卵は7万羽の鶏から採卵されるが、国産米を10%配合することで、年間約250tの輸入トウモロコシの置き換えが実現し、食料自給率向上に貢献する。
 販売開始後の状況について担当バイヤーは「宅配では宣伝効果もあって、予定数量を上回る利用がある。店舗でも予想以上の利用があり、まだ第一週の状況だが、当初の年間計画を上回る勢いを感じている」という。

(2009.05.13)