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乳含有成分に骨密度低下抑制効果 国際栄養骨粗鬆症学会で発表 -雪印乳業

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 雪印乳業(株)(本社:東京都新宿区、高野瀬忠明社長)は、「"乳"最先端技術の研究および開発」を重点施策のひとつに掲げ、NEW(乳)FRONTIERを目指した取り組みを行っている。 同社はこのたび、乳に含まれるタンパク質MBPの、食物アレルギー性腸炎モデルで観察される骨密度低下を抑制する効果を、東京大学との共同研究により新たに見出した。 この研究成果は、5月7日から9日までの3日間、スイスのローザンヌで開催された「第7回国際栄養骨粗鬆症学会」で、学術発表された。 発表内容は、マウスに食物アレルギー性の腸炎を発症させ、乳塩基性タンパク質を摂取させたマウスと比較してみると、食物アレルギー性腸炎を...

 雪印乳業(株)(本社:東京都新宿区、高野瀬忠明社長)は、「"乳"最先端技術の研究および開発」を重点施策のひとつに掲げ、NEW(乳)FRONTIERを目指した取り組みを行っている。 同社はこのたび、乳に含まれるタンパク質MBPの、食物アレルギー性腸炎モデルで観察される骨密度低下を抑制する効果を、東京大学との共同研究により新たに見出した。
 この研究成果は、5月7日から9日までの3日間、スイスのローザンヌで開催された「第7回国際栄養骨粗鬆症学会」で、学術発表された。
 発表内容は、マウスに食物アレルギー性の腸炎を発症させ、乳塩基性タンパク質を摂取させたマウスと比較してみると、食物アレルギー性腸炎を発症したマウスは骨密度が低下することが確認できたが、乳塩基性タンパク質を摂取させたマウスは、骨密度の低下が抑制されることがわかった、というものだ。

(2009.05.14)