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米粉のおつまみが大人気 アペリティフの日'09

本格的な食事の前にちょっとしたフードとドリンクでくつろぐことをフランスではアペリティフと呼び、毎年6月第1木曜日を「アペリティフの日」としてフランス農水省がこの習慣を各国で提唱している。

アペリティフの日 6月4日、フランス農水省・フランス食品振興会が主催した「アペリティフの日2009」が東京・六本木ヒルズで開かれた。
 会場は有名シェフが試作したアミューズブーシュ(ひとくちおつまみ)とワインなどを楽しむ人でにぎわった。なかでも人気だったのが米粉を使ったひとくちおつまみ。
 プティポワンの北岡尚信シェフは米粉パンのひとくちローストビーフサンド、帝国ホテルの田中健一郎シェフは米粉の焼き菓子、ホテルオークラの劔持恒男・根岸規雄シェフは米粉のポップオーバー・海老のディップ詰めを試作した。
 ほかにもスモークサーモンの米粉クレープ包み、ナスの甘辛煮詰めの米粉エクレアなど、多くのトップシェフが腕によりをかけて米粉のひとくちつまみが並んだ。会場オープンと同時に「すぐに売れ切れてしまいました」(プティポワン)という店も。追加の調理に忙しいシェフの姿もみられた。同イベントにはJA全農が米粉を協賛食材として提供した。

(2009.06.10)