農政・農協ニュース

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農林水産環境事業部など新設  農林中央金庫

 農林中央金庫は4月からスタートしている「経営安定化計画」に基づき、協同組織中央機関としての機能発揮のために機構改正を行った。

 農林水産事業者向け金融サービス、投融資の拡充、農林水産と商工連携などのサポートに取り組むため「農林水産環境事業部」を新設した。
 また、同事業部に農林水産事業者の発展支援に取り組む「エコ・フードビジネス推進室」も設置した。
 農林水産業融資担当者も増やす。これまで本支店に約150人を配置していたが、これを200人程度に増員する。同時にJAバンク全体としての事業運営を強化するために、JAと信連への職員派遣を実施する。規模は4年間で50人程度をめざす。 そのほか、JAの信用事業をサポートしリテール事業の推進力を強化するため、全国を複数のブロックに分けて「ブロックアドバイザーチーム」を設置する。第一弾は中国地区(岡山支店)。これにあわせて、本店のJAバンク機能強化に向け、「JAバンク経営指導部」、「JAバンク企画推進部」を新設する。

(2009.06.26)