農政・農協ニュース

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教育文化活動で新たな協同の風を  家の光文化賞JAトップフォーラム2009

 家の光と家の光文化賞農協懇話会は8月10日と11日、東京のグランドプリンス赤坂で「家の光文化賞JAトップフォーラム2009」を開いた。

家の光文化賞JAトップフォーラム2009 同フォーラムは家の光文化賞の受賞JAの経営層などを主な対象に、教育文化活動の研究やJA同士の交流などを行うもの。今年で11回めの開催で過去最多の300人以上が参加した。
江原会長(家の光) 今年のテーマとなった「大転換期を切り拓く新しいJAづくり-教育文化活動で新たな協同の創造を-」について、江原正視会長は「教育文化活動の充実、強化によって新たな協同の風を地域に興すことをめざしたい」と述べた。
 懇話会の木村春雄会長は「第6回懇話会総会で採択した、文化と協同の力で地域に輝くJAをめざすという特別決議を、全国の全JAの先頭に立って進めていきたい」と述べた。
木村会長(家の光文化賞農協懇話会) 懇話会は、家の光文化賞を受賞した全国156JAを正会員とする任意団体。1982年に結成し、今年で28年めとなる。
 10日はJA新ふくしまの菅野孝志代表理事理事長、JA鳥取中央の坂根國之代表理事組合長、JA広島北部の香川洋之助代表理事組合長の3JAが教育文化活動の実践活動報告を行った。11日には今年で家の光文化賞が60回めを迎えること記念し、同賞審査委員長の藤谷築次京大名誉教授が特別提言「農協運動への不安と改革の課題-家の光文化賞JAに期待すること-」をしたほか、三菱UFJ証券チーフエコノミストの水野和夫氏が記念講演「世界経済大崩壊」を行った。

(写真)
上:江原会長(家の光)
下:木村会長(家の光文化賞農協懇話会)

(2009.08.11)