農政・農協ニュース

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台風9号の農林水産関係被害 約161億円に

 近畿・中四国を中心に大きな被害をもたらした台風9号の農林水産関係被害は8月27日現在で約161億円にのぼっている。

 農作物への被害は、水稲、野菜への冠水が977ha、営農施設被害は35カ所で24日時の状況とさほど変化はないが、農地の損壊3799カ所、農業用施設の損壊2716カ所と増加している。農業関係の被害額は約77億円。
 林野関係では林地荒廃や林道被害などで約83億円にのぼる。漁港や水産物など水産関係の被害は24日時と変わらず3400万円。農林水産関係被害は合計161億5600万円となっている。

(2009.08.31)