農政・農協ニュース

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3年後に3社統合  雪印メグミルク(株)

中期経営計画を発表

 日本ミルクコミュニティ(株)と雪印乳業(株)は、平成21年10月1日、株式移転による共同持株会社「雪印メグミルク(株)」を設立し、経営統合した。それに伴い10月8日、雪印メグミルク(株)本社において中期経営計画を発表した。

発表会場で。小原實会長(左から2人め)・高野瀬忠明社長(左から3人め) 同社は経営統合にあたり、新しい企業グループのビジョンを示すグループメッセージ『未来は、ミルクの中にある。』を制定した。このメッセージは同社グループが、大地の恵みであるミルクの未知なる可能性を誰よりも信じて、生産者と消費者をつなぐコミュニティを築き、未来を切り拓いていこうとする思いと姿勢を表したものだ。
 説明会の冒頭、小原實会長は「今般策定した中期経営計画においては、経営統合により双方が持つ経営資源を一体化してシナジーを創出し、イノベーションに挑戦していく」と挨拶した。
 続いて高野瀬忠明社長が、平成21年度〜25年度の5カ年にわたる中期経営計画を説明した。そのポイントはつぎの4項目である。
 1.ミルク(乳)に徹底してこだわり、極める。
 2.統合シナジー効果の早期創出。
 3.研究開発力の徹底強化。
 4.イノベーションへの挑戦。
 これらを具体的中期経営計画に基づき実現していくことで、更なる企業価値の向上を図っていく、というものだ。
中期経営計画を発表する高野瀬社長 また、シナジー創出最大化のための組織体制として、現状の雪印メグミルク(株)、日本ミルクコミュニティ(株)及び雪印乳業(株)の3社は、3年以内の合併を進めていく。そのためプロジェクトを設置し、事業及び機能分担の見直しと再編の検討を行っていく。
 連結の計数目標は、平成21年度売上高は5050億円(参考)だが、平成25年度には売上高5800億円、営業利益200億円を目指す。
 雪印メグミルクグループは、このたびの経営統合を新しいスタートとし、ミルクの新たな価値を創出し、ミルクの中に未来を見つめ、常にチャレンジを続けていく考えだ。


 
(写真)
上:発表会場で。小原實会長(左から2人め)・高野瀬忠明社長(左から3人め)
下:中期経営計画を発表する高野瀬社長

(2009.10.09)