農政・農協ニュース

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女性の経営参画と子育ての両立支援へ  全中などが相談員養成研修

 JA全中と(社)農山漁村女性・生活活動支援協会は「平成21年度女性農業者のための経営参画支援相談員養成研修」を22年1月26〜28日に実施する。

 少子化が進む中で女性農業者が農業経営に参画しながら、安心して出産し、育児できる環境づくりが必要とされ、また、それらを両立させようとする悩みを相談できる体制が求められている。
 このため両立を支援するための知識と資質を備えた相談員を養成する2泊3日の研修を開催する。
 受講対象は[1]農山漁村で相談に応じることができる人[2]保育者など子育て支援に関わっている人(以上男女)[3]出産・育児期の女性農業者でワークライフバランスなどについて学びたい人(以上計30人程度)[4]アグリウーマン子育て支援ネットワークの会員で、受講を希望する人。
 研修内容は女性を取り巻く農山漁村の状況女性の経営参画支援のための生活設計地域との連携経営対応・生活設計と制度などの活用相談対応の基本姿勢などを講義。
 事例研究やワークショップもある。全課程修了者には認定証を授与する。
 会場は東京都港区芝公園の日本女子会館。受講料は無料だが、交通費と宿泊費は各自負担。受講申し込みはJA女性部など。締め切りは12月4日。
 問い合わせ先は農山漁村女性・生活活動支援協会TEL03(5777)5383

(2009.10.30)