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タイへの日本産牛肉の輸出が解禁

 厚労省と農水省は10月30日、2001年9月から停止されていた日本産牛肉のタイへの輸出が可能になったと発表した。

 タイ政府は日本で牛海綿状脳症(BSE)が発生したことをうけて、日本からの輸入を禁止していたが、輸出条件が合意に至り輸出が再開されることになった。
 輸出が可能な牛肉の主な条件は30カ月齢未満の牛由来骨なし肉特定部位(SRM)を含んでいない、など。タイへの輸出を希望する施設は、都道府県などへの申請と都道府県による輸出施設の選定、厚労省からタイ政府への通知手続きなどをへ経て、輸出が可能となる。

(2009.11.04)