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「育成支援の輪」テーマに介助犬CM第4弾撮影 JA共済連

 JA共済連はこれまで介助犬の存在や活動を社会的に知らしめるためのTVCMを制作し、全国で放映してきたが、来年1月から放映予定の第4作目の撮影を11月27日に行った。

CM撮影のようす これまでのCMでは「介助犬の存在を認知してもらうこと」「介助犬がいることでユーザーが自分らしく活き活きとした生活を送ることができ、介助犬がユーザーの社会復帰に大きな役割を果たしている」ことをコンセプトとしてきた。
 来年1月から放映予定の第4作目は、「介助犬の育成・普及支援活動がいろいろな人たちに支えられている」ことを知ってもらい、これまで以上に「支援の輪」が広がっていくように呼びかけていくことをテーマにしている。
 そして、介助犬育成に携わる人たちの「介助犬が障害者の希望になるように」という願いや、ユーザーの人たちの「介助犬と一緒に人生を歩んでいけるように」という願いなど、関係者の「願い」を綴ったものにしたいと、JA共済連では考えている。
 11月27日は、全国初の介助犬専門訓練施設「シンシアの丘」で、平成18年6月生まれの雌・ラブラドールレトリバー犬・クロエ号とそのユーザーであるジッペーラー・景子さん、候補犬が1歳まで過ごすパピーホームの家族、訓練施設のトレーナーらが出演して撮影された。
 12月5日には、今年生まれた介助犬の候補犬・リニモ号を愛情いっぱいに育てているパピーホームボランティア・祖父江さん一家を撮影する予定になっている。

(写真)CM撮影のようす

(2009.12.02)