農政・農協ニュース

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ばれいしょの収穫量8%減 21年産春植え、都府県

 農林水産省は12月10日、21年産春植えばれいしょ(都府県)の作付け面積、収穫量などを公表した。

 作付け面積は2万5900haで前年産にくらべて1000ha(4%)減少した。生産者の高齢化にともなう規模縮小が要因。
 収穫量は51万9000tで4万7200tの減。出荷量は29万4000tで2万5000t減少した。
 10aあたりの収量は2000kgで長崎県で5〜6月の小雨による乾燥の影響で肥大が抑制されたことや、青森県で多雨の影響による病害の発生などで前年にくらべて5%下がった。
 都府県別のばれいしょ収穫量は長崎県が15%でトップを占め、鹿児島県14%、茨城県8%と続く。この3県で収穫量の4割を占める。

(2009.12.14)