農政・農協ニュース

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農業経営アドバイザーが745人に  政策金融公庫 農林水産事業

 日本政策金融公庫の農林水産事業は「農業経営アドバイザー」の研修・試験を行い、新たなアドバイザー179人が誕生したと1月15日発表した。

 「税務、労務、マーケティングの専門家であって、しかも農業の特殊性を理解している人からアドバイスを受けたい」という農業経営者の要望を受けて公庫は平成17年度に同制度を創設した。
 年2回の研修を実施した上で試験を行っているが、10回目の今回で合格者は総計745人となった。
 今回の合格者の内訳は公庫職員9人、税理士80人、業務協力金融機関職員69人、普及指導員など21人。
 第1回目の合格者は14人だったが、回を追うごとに増え、7回目からは3ケタとなり、今回は過去最高の合格者数となった。
 アドバイザー活動の充実を図って公庫はスキルアップミーティングを開催しているが、次回の全国ミーティング(東京会場)は2月9〜10日に行う。
 また次回の第11回研修・試験は7月に実施する。募集開始は5月上旬の予定。

(2010.01.19)