農政・農協ニュース

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新時代の食と農を語り合う第5回農を変えたい!東北集会

 「新時代の農と食の未来を開く」をテーマに全国有機農業推進協議会などは1月30〜31日仙台市の宮城教育大学で「第5回農を変えたい!東北集会inみやぎ」を開く。

 生産者と消費者、農協と生協、流通業者、行政が東北の農業と農村の今後のあり方を有機農業を含めて語り合い、それを全国に発信し、さらなる実践につなぎたいとの趣旨。
 サブテーマは「産消提携運動から環境保全農業運動へ」。
 06年に「日本農業の再構築をめざす東北集会」を山形県で開いたことに始まり、以後は「農を変えたい!東北集会」として議論を交わして来た。
 今回は新政権発足後初の開催となる。同集会の「inみやぎ実行委員会」との共催。
 初日は13時30分から基調報告が2つあり、テーマは東京大学の鈴木宣弘教授が「新時代の日本農業の展望と農政」、また環境保全米ネットワークの阿部長壽氏が「みやぎの産消提携運動から環境保全米運動へ」。次いで実践報告「次世代リーダーのリレートーク」などがある。
 2日目は9時から(1)農業と農政(2)環境保全農業(3)有機農業(栽培技術)(4)食農教育(5)産消提携をテーマに分科会を行い、「農と食の未来を拓く」と題して茨城大学の中島紀一教授が集会のまとめをする。
 このイベントは有機農業推進法にもとづく有機農業の普及事業。
 参加費は1500円(学生は1000円)。問合せ先は全有協事務局電話090(6792)0529

(2010.01.20)