農政・農協ニュース

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焼酎・泡盛 ニューヨークに見参 酒造組合が海外市場開拓へ

 日本酒や焼酎の輸出拡大を図っている日本酒造組合中央会は、米国ニューヨークで初の焼酎・泡盛紹介イベントを開催している。

 鹿児島など8県の蔵元14社が参加して2月25日にニューヨーク市内で焼酎と泡盛の講演会と試飲会を開いたのを手始めに、翌26日は日本総領事公邸で開いた“和食にトライ”という行事に参加。また27日は同市内の日本料理店で料飲店向けの試飲会を催した。
 さらに28〜3月9日にかけてはフードサービス関係の展示会に出展している。
 本格焼酎と泡盛は製法技術の向上とともにここ10年間、国内需要は順調な推移を見せているが、一方では海外から多様な蒸留酒が流入し、消費の嗜好も多様化しているため、焼酎側も新たな市場を開拓すべき時期が来たとしてニューヨークでの初のパフォーマンスとなった。対象は酒類流通関係者など。
 世界には様々な蒸留酒があるが、日本での伝統的な蒸留酒は焼酎で原料が多様麹を使用飲み方が独特ーなど他の蒸留酒とは違った特徴を持つ。

(2010.02.26)