農政・農協ニュース

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納豆を食べてメタボを防ごう  協同組合連合会が健康情報を発信

 全国納豆協同組合連合会(東京・浜松町)はメタボリックシンドロームのリスク軽減をテーマに3月中旬のリリースを発信した。

 同連合会は広報活動の一環として納豆の健康効果について年間を通じて消費者に紹介しており、今回は納豆がメタボの予防と改善に効果があることを詳しく説明した。最新のデータをもとにしたものだという。
 メタボリックシンドロームは代謝異常症候群という意味。正常な代謝をサポートする物質には「ビタミン」と「ミネラル」があり、それをバランスよく含んでいるのが納豆だとし、納豆こそメタボ改善食の中心とした。
 食べ方についてはまずビタミンB1を挙げて、これは玄米にも多く含まれているので、たまには玄米に納豆をかけて食べれば糖質の代謝もよくなっていくはず――と提案。
 またB2については牛や豚や鶏のレバー、B6についてはカツオやマグロといっしょに食べればよいとした。
 糖質、脂質、たんぱく質の代謝に欠かせないナイアシンというビタミンを補給するにはマグロの刺身と納豆を和えて食べるのもよいと勧めた。
 また納豆や豆腐が肺がんのリスクを下げることも解説している。

(2010.03.23)