農政・農協ニュース

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より強い「絆づくり」を実践するために  冊子「JA共済きずなストーリー」など活用して

 JA共済連では昨年10〜11月にかけて、「きずなストーリー」としてJA共済とのかかわりのなかで生まれたエピソードを組合員・利用者とJA役職員から募集したが、そのなかから優れたもの32篇を選び冊子化した。この冊子と合わせて制作されたDVD「未来づくりシリーズ」を活用した勉強会をJAで開催し、今後の事業に活かして欲しいとJA共済連では考えている。

「JA共済きずなストーリー」 「きずなストーリー」には、全国から570篇の応募があった。そのなかから「JA共済に加入してよかった」というエピソードやJA共済を通じて「人と人とのきずな」など心温まる優れた作品として、組合員・利用者篇15篇、JA役職員篇15篇とJA共済とは直接関係はないがJAとの結びつきを強めた話2篇の32篇を選び冊子し、3万部を製作し、全国のJAなどに配布した。
 また、JAの理念・JA共済の使命の浸透、CS・ES、人材育成など「中長期的な重要課題について、一人ひとりが率直に語り合い、意識を共有し、具体的な行動のきっかけ」とするためにDVD「未来づくりシリーズ」も制作され、全国のJAに配布された。
 このDVD「シリーズ1」は「組織づくり、人づくりが未来を創造する」と題し、人材育成に熱い想いを持った企業と先進的な取り組みをしている2JAの事例映像が収録されている。
 「シリーズ2」は、「組合員・利用者との“きずな”、働く仲間同士の“きずな”が未来を創造する」と題し、冊子「きずなストーリー」の実話に基づいた物語やJA共済事業の歴史を振り返る映像などで構成されている。
 JA共済連では、この冊子とDVDを活用した話し合いや勉強会を各JAの職場で行い、JAの「理念」やJA共済の「使命」の大切さを改めて確認・共有することで、厳しい時代のなかで進めていく今後の事業活動の力にして欲しいと考えている。
 なお、冊子に掲載された32篇のなかから、「とくに心に響いた」作品を投票してもらい上位作品を映像化することも、JA共済連では検討している。

(2010.05.25)