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新マルキン事業の積み立て金を引き下げ、肉専用種対象  農水省

 農林水産省は6月1日、新マルキン事業の生産者拠出金のうち肉専用種の単価引き下げを決めた。

 新マルキン事業(肉用牛肥育経営安定対策特別対策事業)は、粗収益より生産費(家族労働費+物財費)が上回った場合、その差額の8割を生産者の拠出と国の助成による基金から補てんする仕組み。 22年度から新たなに導入された事業で、基金は生産者1に対して国3の割合で造成する。
 ただし、畜産関係者との協議では積み立て金が高額との意見もあり、また、収益性が今後改善することも見込まれると判断、この日の政務3役会議で引き下げを決めた。
 引き下げたのは肉専用種で、1頭3万2800円を2万円に変更する。交雑種(同2万7800円)、乳用種(同1万5000円)は変更しない。

(2010.06.02)