農政・農協ニュース

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殺処分・埋却は12万頭が終了 口蹄疫

 宮崎県で発生している口蹄疫は6月2日、新たに11農場で疑似患畜が確認された。

 1日には都農町で2件、川南町で4件、高鍋町で1件が確認された。2日には都農町と川南町で合わせて4件が確認された。これで264農場で確認され合計頭数は17万9207頭(牛3万2045頭、豚14万7145頭、山羊9頭、羊8頭)となった。
 6月1日現在で12万131頭の殺処分と埋却が終了している(67%)。今後殺処分される牛・豚のうち、埋却地が確保されているのは3万頭あまり。
 一方、移動制限区域内のワクチン接種は5月26日までにほぼすべてで完了した。
 えびの市では5月14日以降に発生がないことから23日から清浄性確認検査を実施している。29日までに半径3km以内の抗体検査を実施したが陰性が確認されている。今後、移動制限区域内の臨床検査を進め感染が確認されなければ6月4日午前0時に移動制限が解除される見込みとなっている。

(2010.06.03)