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口蹄疫問題残したまま...赤松農水相退任会見

 6月4日午前の閣議で鳩山内閣が総辞職したことを受け、赤松広隆農水相は同日午後、退任会見を行った。

赤松農水相退任会見 会見では▽戸別所得補償制度という新規事業を打ち立てられたこと、▽第一次補正予算をどの省よりも多く切り込めたこと、など印象深い成果を挙げてこれまでの任務を振り返り、「充実した8カ月間だった」と語った。一方、終息に至っていない口蹄疫問題については「一生懸命取り組んだつもりだがいまだ治まっておらず、現地の方々には深くお詫びをしたい。これだけは残念で仕方ない」とやりきれない表情を浮かべた。
 また、「政治は結果なので口蹄疫問題を解決できなかった責任をとるけじめの意味でも、新しいリーダーのもとで引き続きがんばってもらうことがよい」と再任の意向はないと話した。

(2010.06.07)