農政・農協ニュース

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イネゲノムの研究最前線でシンポジウム 「ここまできた!お米の研究最前線」(7月21日)

 農水省は平成20年度から始めた「新農業展開ゲノムプロジェクト」の中で、イネゲノム情報を活用した病害虫対策や品種改良・新品種育成などの技術を開発している。7月21日に農水省講堂でシンポジウムを開き、その成果などを紹介する。

 テーマは「ここまできた!お米の研究最前線」。4人の研究者による発表と今後のプロジェクトの方針のほか、ポスターセッションも行う。
 7月21日の13時から。農水省本館7階の講堂で。参加費無料だが、定員200人に達し次第受け付けを締め切る。申し込みは7月14日まで、(独)農業生物資源研究所ホームページで。
 詳しいプログラムは次の通り。
13:00〜13:20 「本プロジェクトは何を目指しているのか」高野誠(農林水産技術会議事務局研究調整官)
13:20〜13:45 「いもち病に強く、しかもおいしい米を作る」福岡修一(農業生物資源研究所主任研究員)
13:45〜14:10 「イネでカドミウムを吸収して農地をきれいにする」西澤直子(東京大学大学院特任教授)
14:10〜14:35 「限界を超える多収米をデザインする」松岡信(名古屋大学大学院教授)
14:35〜15:00 「ゲノム解析で見えてきたコシヒカリのおいしさの起源」矢野昌裕(農業生物資源研究所QTLゲノム育種研究センター長)
15:10〜16:00 ポスターセッション
(参考)今後、以下の地方シンポジウムの開催を予定しています。

◇   ◇

 また、今後も全国3カ所で同様のシンポジウムを開催する予定。
8月6日(金)13:00〜美唄市民会館(大ホール)(北海道美唄市)
12月10日(金)14:00〜富山県民会館(304号室)(富山市)
12月頃 愛知県内(未定)

(2010.06.30)