農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

竹資源の活用を考えるシンポ  日本の竹ファンクラブが横浜で

 「日本の竹ファンクラブ」(平石真司代表)は、竹資源の活用を考えるシンポジウムを8月8日開く。

 同クラブ創立10周年記念として「日本の竹林は宝の山!―ありったけの竹活用でまちと暮らしに活力を」をテーマに8日10時からハウスクエア横浜1階ホール(横浜市営地下鉄ブルーライン中川駅徒歩2分)で開く。
 内村悦三氏(富山県中央植物園園長)らの基調講演のあと、竹の研究者や市民活動家、教育関係者などによるパネルディスカッションがある。
 また竹の楽器を創作し、オリジナル曲の演奏をしている「東京楽竹団」のコンサートもある。参加費は無料だが、16時半からの交流会は2000円。申し込み締め切りは7月31日。
 近年は竹林が急増。地滑りや屋敷内への侵入など「竹害」を起こす一方で、エコ素材としてパルプや肥料、飼料、燃料、繊維、建築資材などへの活用や竹灯篭まつりの開催など竹を生かした地域活性化の動きも活発だ。
 そうした中で同クラブは2000年から美しい竹と文化を守る竹林保全運動に取り組んでいる。申し込み・問合せ先は、日本の竹ファンクラブ(横浜市都筑区中川1-4-1)TEL045-306-9993

(2010.07.22)