農政・農協ニュース

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産地見学の人気高まる  昨年度は7000人が参加

 関東信越の8生協からなるコープネット事業連合は消費者と生産者の豊かな関係作りをめざした交流企画を行っている。その2009年度実績をまとめ7月23日、発表した。

ちばコープによるサツマイモとゴボウ掘り体験 コープネットグループが行っている交流企画は産地見学、工場見学、産地やメーカー担当者を招いての商品学習交流会、コープネットの商品について考える政策関連学習会で、組合員が普段購入している農産物などの生産過程を自分の目で見ることで、生産者や商品への理解を深めてもらうことを目的としている。
 昨年度の実施回数は前年を3.7%上回る962回、参加人数は9.5%増の3万1105人だった。
 なかでも実際に農作業体験ができる産地見学への人気が高まっており、実施回数は前年比21.5%増の130回、参加人数は82.6%増の7010人だった。特に子どもの参加は前年比約2.5倍の2000人となった。
 全体でも子どもを対象にした企画が増えたことで、前年より19%多い6053人が参加した。

組合員が参加する生産者交流企画・学習会の実施状況(09年度)

(写真)ちばコープによるサツマイモとゴボウ掘り体験

(2010.07.27)