農政・農協ニュース

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大雨被害375億円(26日現在)

 農水省は6月11日以降の大雨による農林水産関係への被害を7月26日現在でまとめ、発表した。

 農作物の流出や冠水、鶏舎の損壊、家畜の埋没など農作物への被害数は約1863haで、主な被害地は宮崎県、福岡県、山口県、鹿児島県など。被害額は6億9600万円となっている。
 農地・農業用施設への被害は鹿児島県、佐賀県、宮崎県、長野県、福岡県など合わせて1万1848カ所で、被害額は159億3600万円。
 林野関係への被害は民有林、国有林を含め鹿児島県、宮崎県、長野県、広島県、福岡県などに2950カ所、被害額は209億3100万円。
 水産関係への被害額は合計2100万円。長崎県や鹿児島県では漁港の損壊や水産物被害、長野県ではアマゴの養殖施設に被害が出ている。
 これまでの被害総額は375億8400万円にのぼっている。

(2010.07.28)