農政・農協ニュース

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9月に農産物流通研究会  農協の販売事業などをテーマに

 (社)農業開発研修センター(藤谷築次会長)は22年度農産物流通研究会を9月15日から3日間、京都JA会館で開く。

 43回目となる今年の基本テーマは「農協の販売事業改革の課題」と「卸売市場改革の課題」の2つ。
 今年は、多様化する販売チャネルの中でJAグループが取り組んでいる販売事業改革の実践報告を中心に、同研究会としては初のシンポジウム方式を設定して徹底討論する。全体として講師との意見交換を重視した研究会運営を図る。
 参加対象はJAグループの役職員、卸売市場や行政の関係者ら。定員100人。参加会費6万円。申込み受付中。
 1日目の第一報告は農協の販売事業改革の課題を農産物流通研究の専門家が提起。第二報告は関西を代表する食品専門スーパーのバイヤーが国内産地を重視した販売戦略のポイントを報告する。
 2日目はマーケティングのスペシャリストが農産物販売戦略の確立方法とブランド戦略などの具体策を報告。さらにシンポを開く。
 3日目は新たなビジネスモデルを展開している青果卸売会社の経営者が経営戦略とあわせて産地への期待を報告。最後に総括として農協の販売事業改革のための卸売市場との連携のあり方を提起する。
 問合せ先は同センター(京都市南区東九条西山王町1)TEL075-681-4297

(2010.08.06)