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宮崎の畜産再建に署名117万人分を提出  JAグループ宮崎

 JAグループ宮崎の代表者らは8月6日農水省を訪れ、口蹄疫被害からの復興に政府の全面的な支援を求める署名を山田正彦農相に手渡した。

山田農相に署名を手渡すJA尾鈴青年部の遠藤太郎さん(右から2人目)と宮崎県立農業大学校の福田亮祐さん(右から3人目) 口蹄疫被害を受けてJAグループ宮崎では、畜産農家の生活と農業経営再建のため「宮崎の畜産を守る署名」活動を7月末まで行ってきた。署名は全国、海外から117万2152人分が集まった。
 要請に訪れたJA宮崎中央会の白坂幸則副会長は「移動制限区域と非常事態宣言が解除され終息の第一歩を踏み出すこととなり、これまで大臣や政府には多大なご尽力をいただいた」と感謝したうえで「約29万頭の家畜が犠牲になった。畜産王国宮崎の回復に向けて農家と一緒に努力していきたい。国からも全面的な支援をたまわりたい」と述べた。
 署名は生産者と後継者を代表してJA尾鈴青年部養豚専門部長の遠藤太郎さんと宮崎県立農業大学校の福田亮祐さんによって手渡された。
 要請後の会見で白坂副会長は「要請をしっかり受け止めてもらった。これまで緊張の連続、地獄の毎日だった。時間はかかると思うが県民一丸となって復興に取り組みたい」と語った。

 

(写真)山田農相に署名を手渡すJA尾鈴青年部の遠藤太郎さん(右から2人目)と宮崎県立農業大学校の福田亮祐さん(右から3人目)

(2010.08.09)