農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

BSE対策で日米間が技術的会合

 米国産牛肉に関する技術的会合が9月14・15日の2日間、アメリカ・サンフランシスコで開かれた。
 会合では日米の実務担当者が出席し、両国のBSE対策を中心に意見を交わした。

 前回から3年ぶりとなった会合は今年4月、赤松前農水相がヴィルサック農務長官との会談で開催が合意された。
 会合は両国のBSE対策が中心で、米国側からは2009年に強化された飼料規制の遵守状況前回会合以降のサーベイランス実施状況歩行困難牛の食肉処理の禁止、といった管理措置の説明があった。
 日本側は飼料規制遵守の監視体制サーベイランスの実施状況BSE検査対象の月齢引き上げ後も地方自治体による全頭検査の実施といった、と畜場の管理状況などについて説明した。
 両政府は今後も協議を続けていくが、次回の協議日程などは未定としている。

(2010.09.16)