農政・農協ニュース

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10月以降の要販売数量43万トンに  JA全農

 JA全農がまとめた9月末の米販売状況(速報値)によると、21年産米の販売進度は大きく遅れ、10月以降に持ち越した要販売数量は43万tと昨年同時期より19万t多い。JA全農では「22年産米の出回りが始まったなか、今後の大きな契約積み上げは困難な環境にある」としている。

nous1010220501.gif 21年産米の販売状況は(1)20年産米の業者手持ち在庫が大量にあるなかで、業務用を中心として21年産米への切り替えが遅れたこと、(2)出回り開始から年内にかけて、21年産米の業者販売価格が全農の販売価格と大きくかい離していたことなどがから、契約進度が20年産より低下して推移。9月末の販売実績は前年同時期より39万t少ない226万tとなった。
 全農では20年産米が20万t程度持ち越しされたことに加え、小麦粉価格の引き下げによるパン・麺類の消費増などの影響があるとしている。
 これらの結果、10月以降の要販売数量は43万t。このうち未契約数量は24万t程度となっている。新米が出回りはじめたことから、9月の連合会出荷米の販売数量は前年を下回ったといい、今後の21年産米の持ち越し分の販売は非常に厳しい状況にある。

(2010.10.22)