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東谷望史氏(JA馬路村)が大賞受賞  地域づくり総務大臣表彰

 総務省は例年、魅力ある地域づくりを行っている個人・団体を表彰している。今年は12月21日に表彰式があり、JA馬路村(高知県)の東谷望史組合長が大賞を受賞した。

表彰をうける東谷氏 同賞は昭和58年から行っており、今年で28回目。今年から優秀賞と奨励賞を加え、6部門で41件(33団体、8個人)が受賞した。
 片山善博総務相は「地域主権型社会をつくるためには、何より人材が必要。引き続き活力ある地域づくりをすすめてほしい」と祝辞を贈った。
 大賞を受賞した東谷望史氏は、ユズの生産・加工・販売などで馬路村ブランドを確立しただけでなく、地域での雇用創出、他産業(林業、観光など)への貢献などが評価された。
 優秀賞は、農産物直売所「おばあちゃんの店」の食材を利用した調理実習施設を運営する三重県立相可高等学校と同多気町、道の駅「四万十とおわ」で特産品の開発・販売を行う(株)四万十ドラマの2団体が受賞。
 団体表彰は、毎年1000人以上の児童が参加する食農教育活動や出逢い応援企画「農業っていいじゃない!」に取り組むJA秋田ふるさと青年部を含む、22団体が受賞した。

(写真)
表彰をうける東谷氏

(2010.12.24)