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地場産野菜の炊き出しで支援  JAセレサ川崎

 JAセレサ川崎(神奈川県)は3月25日、川崎市中原区のとどろきアリーナで東日本大震災による福島第一原発事故での避難者に炊き出しを行った。

手作りの温かい食事をとる避難者 避難所となっているとどろきアリーナでは、福島県から34世帯110人が避難生活を送っている。
 今回の支援は川崎市長が慰問に訪れた際、「野菜を食べたい」という要望を受けてのこと。同JA女性理事3人と職員らが地場産野菜を使って調理した豚汁、肉じゃが、ホウレンソウのおひたし、ポテトサラダ、おにぎりを夕食に提供した。
左から原修一副組合長、高桑光雄組合長、柴原副組合長、阿部孝夫川崎市長 また同JAでは被災地支援と復興のため、1000万円の義援金を日本赤十字社を通して被災地に送った。3月31日、高桑光雄組合長らが同社川崎地区本部長である阿部孝夫川崎市長を訪れ目録を贈呈。利用者の理解を得て、震災後一部自粛したJA共済契約者奨励を義援金とした。

※高桑組合長の「高」の字は正式には旧字体です。

(写真)
上:手作りの温かい食事をとる避難者
下:左から原修一副組合長、高桑光雄組合長、柴原副組合長、阿部孝夫川崎市長

(2011.04.06)